『どこにいるの?』
彼女から電話が来たのは3時少し前、思ったより早くに連絡が来た。少し前にいたお店で付いた子が、思いのほかやる気のない子で、テンション落ち気味だったけど、彼女の声で持ち直した。
そのキャバクラは小箱だったけど、よくお客が入ってた。時間が時間だけにちゃんとした店は閉まっている時間帯のせいだと思う。まぁ、どうでもいいことだけど。
彼女と合流し、通り沿いにあるよく聞く名前のカラオケ店へ入る。受付付近には2組の客のみ、すんなりと部屋に通される。
『何歌いますか~』
「あんまり歌しらないんだよねー」
手際よくリモコンとマイクをテーブルに置き、歌う気まんまんの彼女はリモコンに集中する。
(もう少しこっちにも集中して欲しいなぁw)
(まぁカラオケつきあってくれただけでも、よしとしないと)
その時の彼女との距離は、キャバクラでいた時より離れ気味。やっぱり2人っきりだし警戒するよねぇ。マイクで歌う意外は会話という会話はなく、あっという間に2時間終了。ほんとあっという間だった。
(意外と彼女、歌うまかったな。最近の歌覚えておこう、次の為に)
他愛もない会話をしながら、途中の駅まで歩き解散。別れ際、ぎこちない彼女の挨拶を聞いて家路へ。
(何も進展なかったな。いや、これがはじめの一歩か・・)
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